chikoのSims3日記

The Sims3のSS中心な日記です。

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My Love Song : Chapter.20 拠り所

現実か虚妄か。
自分を取り巻く優しい人達をそのどちらかで判断出来れば
心の安住は得られるのだろうか?

                                                           




私の中に存在している蟠りや疑問をハッキリさせたくて、大おじの屋敷へと向かう事になった。
海路と空路を乗り継いで到着した街から更に陸路を進んだ先の街に、目的の屋敷があるという。

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しかし、その経由地として飛行機で到着した所は私の生家がある街だった。





父と母を死に関係があるかもしれない人物が こんなに間近に存在していたなんて・・・・・・





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「どうして・・・・・・」
「ここは大きな街だし、繋がりは薄くとも一応は君の一族の血縁だからね。
 だからかもしれないし、偶然なのかもしれない。」






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「いつでも、監視できるってことですか・・・・・・?」






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「・・・・・・さあ、どうだろうね?」

エドさんの飄々とした受け答えに、私は少しだけ困惑してしまうのを感じた。






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何故、どうして?と、訊きたい事は山ほどあるけれど、エドさんに聞いても答えてくれなそうだ。






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「屋敷までちょっと距離があるから、ここから車で向かう事になる。荷物は後ろに入れるから、先に乗っていてくれる?」

「はい。・・・って、あ・・・・・・」






どうしよう。
肝心な事を忘れていた。






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「レディ、どうした?敵地に向かうのを躊躇っているのか?」
「おいおい、”敵地”とは酷いな。芸術家とあろう者が、もうちょっとマイルドに表現できないもんかね」



やはり、トリヴァーさんにはなんでもお見通しなのだろうか。
あの事故の真相を確かめたいのは確かだけれど、真実を知るのは、こわい。

緊張をひた隠しにしていたはずなのに見破られてしまった。






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でも、差し迫った問題は、そこじゃない・・・・。






「わ、私・・・・・・」
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「どうしたのだ・・・?」
「良いから、早く乗ってくれる?」

エドさんが急かすように促すけれど、私はその場から動けないでいる。






「レディ・・・?」

トリヴァーさんまで私の行動を訝しんでいるようだ。

でも・・・・・・・






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「わ、私は徒歩で行きますからお二人は先に車で行って下さいお願いします!!」
「・・・・はぁ?!」


悟られないように一気に捲し立てて二人を振り切るように歩き出したのだけれど
余計不審がられてしまったようで背中に二人の視線を感じる。






「おい、ちょっと待てよ!何を急に訳の分からない事を言い出すんだ、あんた。
 ここから車でだって、かなり掛かる距離なんだぞ?気でも触れたのか?」
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「おい、レディに向かって暴言をはくのは止めるのだ。この聡いレディが、唯の我が儘で言うわけがない。」






「レディ、何か理由があるのだろう?」
「・・・・・・」






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「どうした?私にしか言えない事なのなら、エド君にはどこかに行っててもらうぞ?」
「うぉい!!」

叫くエド君を制してレディに語りかけてみるも、虚ろな瞳を彷徨わせている彼女には聞こえていないようだ。


レディよりも数年長く生きている私の人生経験から大まかな予測は出来たとしても、彼女の心を広く見通せるのは私ではない。
と言うことか・・・・・・・。






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           いや、私は何を馬鹿げた事を考えているのだ           
私は彼女の身内ではなく唯の同行者だ。それ以外の何者でも無かろう・・・?

自分のうちに過ぎった意味の分からない蟠り その事に何故か腑に落ちないでいる己がいたが、
それは今、言及するべきではないだろう。







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「”君の事を一から十まで知っている”と、言い切りそうな輩は、君が、島へと置いてきたのであろう?
彼はこの場に居ないのだから、私にはちゃんと言葉に出して話してみてはくれまいか?」






「フフ・・・やっぱりトリヴァーさんにはお見通しですね。」
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「私の幼馴染み、ジョヴァンニが自分の将来の夢を”執事”にしたのは私の所為なんです。
 彼に迷惑ばかり掛ける私を見かねて、『俺がずっと側に居てやるから安心しろ!』って」

「うむ。彼奴の言いそうな事だな。」



執事というカテゴリでなくても護る事は出来そうなものだが
夢ではなく 彼女のために自分の役目を選んだと言うことか。

彼の先祖は執事をやっていた事もあるとの事だから、咄嗟に思いついて宣言して、後に引けなくなったのだろう。


彼の性格については、気の毒と思わなくもない。
けれど私には彼を弁護する謂われもないのだ。






「・・・・・・彼のあの正義感には助けられてばかりだけれど、そろそろ解放してあげないと・・・・・
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なんて、自分勝手なことばかり思ってしまうのです・・・・・」



「レディ、君は・・・・・」

ジョニィ君の、大事な人を護りたいという純粋な気持ちも、君にとっては重荷なのか・・・?

そう、言葉を掛けようとしたが、当事者でもない私が訊くことではないのだろう。
若者には若者なりの葛藤があるのだ。大いに悩んで迷走するのも青春。・・・・か?






「おい、あのさ?思い出話はどうでもいいからさ、なんで車に乗らないのか説明してくれる?」
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「アンタのネガティブ発言に付き合ってたら日が暮れちまうだろう?」


エド君が苛立ちを隠しもせずにレディを威圧しているが、短気なところも”血筋”と言う言葉で片付けて良いのだろうか。
紳士的ではないその行動にやや呆れを感じてしまう。






「う・・・・。話が逸れすぎました。すみません。」
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「あのですね、わ、私っ!知らない人の運転する車には乗りたくないんですっ!!」






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「・・・・・・はぁ?!なんだ、それ。結局は唯の我が儘かよ」
「ごめんなさい、ごめんなさい・・・・」






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「彼女の過去を知っているのならば、この様子を見て察する事も出来ただろう。
お主も結局、彼女を傷つける事しか出来ないのか?」



辛い過去の出来事。
それを乗り越えられるかどうかは時間と己の精神、そして周りの人間の理解が必要だ。
それなのに幼き日の彼女は自分一人で抱えようとしていた。
そこに無意識にでも手を差し伸べたのは、幼き頃のジョニィ君だったのだろう。






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「・・・良いんです。エドさんの言うとおり、身勝手な唯の我が儘ですから。
 私が唯、意気地が無いだけなんです。ごめんなさい・・・・」





ちゃんと、説明しますから。と、エド君へと向き直ったレディは勇気を貰うかのように子犬を抱き上げる。
何故、私を頼ってくれないのだ・・・・・などと問うのは酷というものか・・・・・。





「幼い頃に自動車事故にあって・・・
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当時は事故そのものの記憶は無かったのですが、暫く車に乗れなくなってしまって・・・。」






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「それでもどうしても乗らないといけない時には、叔父の運転する車に幼馴染みが一緒に同乗してくれて。
 得体の知れない不安に襲われている私の手を、彼はずっと握っていてくれたんです・・・」






「『大丈夫だよ、俺がいるから大丈夫だよ。』って、いつも励ましてくれたりして。」






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普段の乱暴で素直じゃない言葉とは裏腹に 
彼の手は温かくて 力強くて。

彼と手を繋ぐと何故か心が落ち着いたものだ。


普段から厳しい言葉で私を律してくれてたアントニオ叔父も、
車に乗る時だけはジョニィと同じ柔らかな表情で言葉を掛けてくれた。






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「大人になった今では車への恐怖心は薄れたのですけれど・・・でも・・・・・・
ジョニィが居ないと車に乗れないんです。ごめんなさい」




過去の出来事がトラウマとして彼女の心に居座っているのだろう。
身近な人(ジョニィ君)が運転する車なら安心出来る。と言う事だろう。

幼馴染み同士の信頼関係は、その者達にとって”絆”になっているのだな・・・・・・。





私も運転くらい出来るのだが、信用に値しないと言うことか・・・・・・・・・。

「・・・・・・。不毛な事を考えても詮無いだけだな。
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「俺・・・あんたの詳しい内情は知らないまま、あの方に言いつかって行動していたんだ。悪かったよ」

真摯な謝罪の言葉にレディはうっすらとはにかんで見せた。
己のみで問題を解決しようとするこの女性は、どこか酷く脆い印象を受ける。





「で、さ?ちょっと気になっているからこの際訊いちゃうんだけどさ、
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お嬢さんの恋人は、このオッサンではなくてジョヴァンニの奴なのかい?」

「「・・・・・・は?!」」

いきなり、この者は何を抜かしておるのだ・・・?






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「な、な、な、・・・・言っている意味が全っ然分からないのですけれどっ!!」
「そうだぞ、私のような”オッサン”が、うら若き女性の恋人なわけなかろう?」

「オッサン呼ばわりを根に持つんじゃねぇよ。変なこと聞いて悪かったよ!」

ったく、二人揃ってムキになってんなよなぁ・・・。
などとエド君がぼやいているが、レディの名誉に関わる重要な問題だからな。
私は このレディの重荷になるつもりは 無い。






しかし・・・レディとジョニィ君の関係については疑問に思うこともあるのだ。
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彼女が絶対的に信頼しているのは彼女の幼馴染みだけだが、寄り掛かりすぎているという印象も無い。





彼女にとっての心の拠り所とは 一体何なのだろう。








トリヴァーさんの指摘どおり、ジョニィを置いてきたのは私の落ち度だ。
ジョニィが居ない状況なんて、今まで考えたことも無かった。

別の移動手段を考えよう。と、申し出てくれたエドさんに感謝しつつも、私は己の成長のなさに呆れてしまう。






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こんな状態のままでは、この先一人で生きていくことなんて出来ないのではないだろうか。




そもそも、こんな私が・・・・・・






「レディ、眉間に皺が出来ている。癖になるぞ?」
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「キャアッ!?き、急に人の顔を覗き込まないで下さいっ!」






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「はは、そんなに驚くとは思わなかった。すまぬな」

ドツボに嵌まりそうだった思考が、一気に現実に押し戻された。
やはり、トリヴァーさんには私の心が手に取るように分かるのだろうか・・・・






「そ、それよりも!別の移動手段でしたよね。どうしましょう」
「車が使えないとなると、バイクとかか・・・?」
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「馬鹿者、車より危険度が増しているだろう。それに我らは三人だぞ、エド君は置いて行かれたいのか?」






「俺が置いてかれるのかよ!この場合、どう考えてもアンタがお荷物だろうが!」
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「・・・ん?。私は荷物持ちではないのだが」
「アンタなぁ!」






「間近で大声を出すでない。エド君も彼奴と同様にキレやすい性格のようだが、若いって言うのは良いものだ。
なんでも”若気の至り”で済むからな。」
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「粋がっていると年をとってから恥ずかしくて居たたまれなくなるぞ。フフ・・・。」
「ぐ・・・。一々腹立つんだよ、アンタは・・・!」



ジョニィが居ないのに、この騒がしさだ。
和まそうとしてくれているのかも知れない男性陣を尻目に、私は解決策を練ることにした。







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この街から隣街までは十数マイル離れている。
空路は無いので陸を進むしかないのだけれど・・・・

この時、ふ、と小さい頃の事を思い出した。







「手段が、あります。行きましょう!」
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「ちょ、待てよ!いくら何でも隣町まで歩いては行けないんだぞ?!」
「レディには何か考えがあるのだろう。先を急ぐ旅でもなかろうし、付き合ってみようではないか」






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エドさんが用意してくれた車の運転手さんに荷物の行き先を告げて託し、私は歩き出す。








地下へと向かう階段を降りて地下鉄へと乗り込んだ。
この地下鉄自体は隣町までは繋がっていないけれど、私の考えた唯一の手段がある場所への近道にはなる。

車ではないとは言え、船と違って恐怖感は拭えない。
表向きは平常心を装いながらも必死に下を向いて堪えていた私の頭を、誰かが撫でてくれていた。

エドさんの呆れた声が横から聞こえたから、優しい手はトリヴァーさんのものだったのかもしれない。








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「着きました、ここです!」
「はぁ、やっと着いたのか。地下鉄の駅からかなり歩いたぞ・・・・」






「ここは?」
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「私の家です。『家に帰りたかっただけかよ!』と言う短絡的な苦情は受け付けていません。」
「ぐ・・・。先回りするなよな・・・・・・。」






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扉を開けると呼び鈴が鳴る。
きっと、この家の家人達はその前から来客を察知していることだろう。






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「子犬さんも長旅で疲れたでしょうから、移動手段が用意できるまで休憩させて貰いましょうね」

今は誰も住んでは居ないこの家も、従者達が綺麗に保って備えているので、急な来客くらいは対応してくれるだろうから。






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私の生家は 辛い思い出ばかりが詰まっている 虚無の家だ。
それでも、私にとって大事な家なのは変わりない。







「お嬢様!!」
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玄関ホールへと二人を案内すると奥から初老の男性が早足で現れた。






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「セルベス、只今戻りました。あと、”お嬢様”はやめて下さい。」
「お帰りなさいませ。私にとっては、お嬢様はいつまでもお嬢様でございますよ。」

他意はなくても、いつまで経っても頼りない”お嬢様”だと、自覚させられてしまう。
当主とは認められていないのだろうか、と・・・・・。






「もう、頑固者なのだから!
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今日はお客様が居るのだから、子供扱いは止めて下さいったら!」






「なんと!お客様ですと・・・!?と、その前に。お嬢様のご帰還を祝してハグを・・・・・・!」
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「ハイハイ、帰還じゃないのだけれど。仕方がない人ですね」






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「!?」
「なぁ、このお嬢さんは対人接触不良じゃなかったのか?・・・って、何をショック受けているのやら・・・・・・」






子供扱いについては惚けるつもりらしく、ハグをした後は私の後ろに居る殿方二人の方へと身を乗り出した。
二人に紹介している最中も、好奇の目は途絶えない。






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「旅に同行して下さっている、トリヴァーさんとエドさんです。お二人が快適に過ごされるよう、お願いしますね。」






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かしこまりました。と、一礼して見せるも、何か気になることがあるようでその場を離れようとはしない。






「・・・・・・何か問題でもあるのかしら?」
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「いえ、いつもお嬢様にくっついている金魚のフ・・・・
 ではなく、ゴーチェ家の坊っちゃまは何処に居られますので?」


やはり、一人足りないことに気付いていたようだ。






「出先に置いてきたわよ」
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「左様で御座いますか。あの坊ちゃまも漸くお嬢様離れが出来たのですな。
そうです、お嬢様のことはこの私めに任せておけば万事恙ないのですよ。
あいや、目出度い、目出度い。」

「そうだわね。だから、案内宜しくお願いしますね?」

深く追求されても面倒なので適当にその場を濁して、客室へと案内するように促した。






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「やばいな、此所にも狸が居る・・・・。」
「此所にもって、他にも居るのか。それは生活にハリがあってなかなかに上々だな」

コッソリと、噂話が聞こえてしまったのだけれど。
セルベスにかかっては仕方のないことだと思う。






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どうせこの初老の使用人には、ジョニィのことや態とちゃんと紹介しなかったエドさんの事だって、何もかもお見通しなのだ。


使用人暦数十年は伊達じゃないだろうから。
ここはセルベスに任せれば良いだろう。






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「大分処分してしまいましたが、ご先祖縁の撞球室だけは手付かずなので良かったらお寛ぎ下さいね。」



他の部屋の調度品等は私の両親が亡くなった後に親戚達が挙って持っていってしまったから
恥ずかしくて、とてもじゃないけれど見せられる物ではない。

それでも・・・・撞球室の娯楽品だけはセルベスが護ってくれていたのだ。








ビリヤードが得意だったというご先祖様。
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写真はあってもお顔は鮮明に写っていないのよね・・・・。
一体どんな方達だったのだろう・・・・・・。








一行に背を向けて私は自室へと向かったのだけれど
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本当は自室の扉さえ開けるのがこわい。






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でも、そんなこと誰にも言えはしないから 私だけの秘密だ。






両親を亡くしてからはジョニィと共にロザリア様のお屋敷にお世話になっていたけれど
その頃からこの家の当主としての会合等で、本家であるこの屋敷に滞在することも多々あった。

親切を装い哀れみの目で見ている大人達が多いなかで
セルベスを筆頭とした家人達は遠巻きでも、唯々、優しく見守ってくれたのだ。



だいじょうぶ このいえのひとは わるいひとじゃない。
せるべすたちがいるから へいき。



ジョニィですら立ち入れない場所へも着いてきてくれる、正義の味方。
そう、己に言いきかせたものだ。






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誰かに護られることでのうのと生きている、小狡い私。
幼い頃からまるで成長していない。







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「ただいま。で、良いのかしら?」

誰も居ない部屋に言っても仕様がないのに口を突いて出てしまった言葉に、つい、笑ってしまう。







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「「お嬢様、お帰りなさいませ-!!」」
「キャアッ!?」

独り言だったはずの、部屋に吸い込まれるはずの言葉に返答があって思わず驚いてしまった。
自室の扉を開けた先には、使用人用の制服に身を包んだ女性が二人、佇んでいたのだ。







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「ハウスメイドのチロルと「ロッテですよ、覚えていますか、お嬢様!?」」
「旅に出る前に会ったばかりよ。覚えているに決まってるでしょう!」


明るい髪と口元のホクロが素敵な女性がチロル。
栗色の髪と茶目っ気たっぷりの唇が可愛い、ロッテだ。

彼女達は私が高校を卒業した年からこの屋敷で働いてくれている。
彼女達の方が年上だが、同じ世代の使用人の方が安心だろうと、セルベスが雇ってくれたのだ。







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「わぁ、覚えていて下さって、とっても嬉しいです!「ですです!」」

余程嬉しかったのか、ロッテが拍手までしている。
と、言うか、私は物忘れをするような歳ではないのだけれど・・・。

私は大学も寮生活だったし、顔を合わせるのは年に数回有るかないかだから、仕方のない事なのかもしれない。






「上からチラリと拝見してたんですが、お嬢様が殿方二人を携えてご帰還なさるだなんて、驚きです!」
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「これはもしかして、もしかするのでしょうか?!」

目の前の二人は私よりも年上の女性なのに、このハシャギ様は何なのだろう。
と、いうか、”もしかして”って、何なのかしら・・・?

ジョニィのことはそんな事言ったことないのに。
変ね・・・?






「そう矢継ぎ早に急かさないで頂戴。あの方達はお客様ですから、丁重にお願いよ?」
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「「もちろんですわ、お嬢様。お嬢様のお客様とあれば私達が手取り足取り・・・・!」」

うちのメイド達の鼻息がいつもより荒くなっている気がするのだけれど・・・・。






一言クギをさしておくのも、主の仕事・・・・なのよね?

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「あの、そこまでしなくても良いのだけれど。失礼のないように、とだけ言っておくわね」
「「了解であります!!」」

セルベスもメイド達も、何故か浮き足立っている気がする。
けれど、こんなにはしゃいでいる彼女達をみるのが何故か楽しくもあるから、不思議だ。





楽しいと感じているくせに、根底から信用して良いのかどうかを考えてしまう。
私の身勝手な虚妄は 真実になって心の拠り所になってくれる日が くるのだろうか・・・・・・。










【Chapter20の後書き】※後書きは追記です。

暦が四月に変わる数分前にこの記事(物語の最新話)を投稿したつもりが、下書きのままでした(汗)
投稿した気になっていたので御座いますわよ・・・orz
エントリーされていない事に気付いたのが四月になってからなのですが、
投稿日は三月末日のままと言うことでご容赦下さいませ。_(._.)_

さて、今回のお話投稿に合わせて、TOP画像も物語との連動となっております。
次回の更新話でも若干その事について一文入れる予定ではありますが、
メイン世帯のメンバーについては物語内では触れません。

というかメイン世帯の起動すらしていない今日この頃なので、今回のTOP画撮影はテンションUPでしたよー!
顔が写っていないけれど(笑)
懐かしいとすら感じてしまいましたので、そろそろプレイしたいところです。
四月はシムズ4の拡張がリリースされるようなのでそちらも楽しみですね(^^)

長らく封鎖していましたコメント欄とweb拍手ですが、再設置させて頂きました。
コメントお返事に若干時間が掛かってしまうかもしれませんが、どうぞお気軽にコメして頂けたら嬉しいです(^^)

ではでは、今月は末日投稿にならない様に、ストーリーもプレイも頑張ります!(`・ω・´)ゞ




テーマ:The Sims3 - ジャンル:ゲーム

  1. 2015/03/31(火) 23:58:05|
  2. My Love Song
  3. | コメント:0
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