chikoのSims3日記

The Sims3のSS中心な日記です。

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My Love Song : Chapter.00 Artist

別館にて公開しているストーリーを本館(当ブログ)へと統合することになりました。
つきましては移転に伴い、皆様から頂いたコメントごとは移動出来ませんでしたので、
別館の方に大事に保管してあります。別館への拍手やコメント、ありがとうございました。

続きから。My Love Song プロローグの始まりです。

                                            



某月某日。とある街の郊外に佇む質素な邸にて。



















愛犬たちが戯れている中。私は一人黙々と創作にうちこんでいた。
そもそも彫刻は私の専門外なのだが・・・




いつも2匹で駆けずり回って遊んでいる愛犬たちが、私の存在をやっと思い出したようだ。



Screenshot-15_2014032823274745a.jpg
「やぁ、お前達。やっと僕と遊んでくれるのかい?」

声を掛けてみると2匹とも私の方を見ながら更に近づいてくる。





だが、そのまま通り過ぎていってしまった・・・。
どうやら私の犬たちは、私の存在が見えないようだ。





苦笑しながら犬たちを見送っていると滅多にならない携帯が音を立てて私を急かす。





着信を知らせるディスプレイには、この街の市長の名前が表示されている。
出ないわけにはいかないか・・・・・・





「・・・はい、トリヴァーです。」
『やぁ、忙しいところすまない。君に依頼した例の彫刻の進み具合が気になってな』





「えぇ、順調に進んでますよ。今、大体8割くらいでしょうか」
『おぉ!さすがは天才芸術家スコット・トリヴァーと言うところか!それは完成が楽しみだ』

後ろに聳え立つ石の塊を無視して適当に答えたら、市長はありきたりな賛辞を熟々と並べ立てやたらご機嫌そうだ。





『では、この調子で頼むよ。君にはこの街の住民達も期待しているのだからな!』
「は、はぁ・・・」

ガッハッハ!と、市長にあるまじき下品な笑い声と共に、通話は一方的に切られてしまった。




八割方が未完成だ。なんてばか正直に言う必要もないだろうが、急いだ方が良さそうだ。


あの市長には住む場所の世話などもしてもらってるのだが、どうも波長が合わない。
いや、あの市長に合わせられるのは金や権力目当てで近寄っている人だけだろう。





飼い主の切羽詰まった状況も、全く構うことのないうちの犬たちは気楽だ。





その暢気さがもの凄く羨ましいが、私は現実逃避している場合ではない。





ペットというのは多頭飼いだと飼い主は無視される運命だろう。
だが、彼らとの生活には創作意欲をかき立てられる何かがある。だからこそ一緒に居るのだ。





創作に打ち込む私を遠くから見守ってくれているのも、なかなかに良いものだと思う。
付かず離れず。その距離感が私には良いのかもしれない。




Screenshot-30_201403282348565aa.jpg
交流はなくても、彼らのおかげで私は一人じゃないのだから。





創作の合間に街へ買い出に行った際にボールも買ってきたのだが、どうやら気に入ってくれたようだ。





「ポチ、はしゃぎすぎて怪我するなよ?」





私がそう言ったところで、普段からヤンチャな彼には効果があるかどうか・・・





と、数秒後にはこの有様だった。残念ながら効果はなかったようだ。
元々身体の大きな犬は遊ぶことが大好きだから致し方ないのだろう。





「ポチ?怪我したのなら獣医の所に連れて行くぞ?」





苦笑しながら声を掛けた途端に犬は飛び起き。拒否を示すかのように頭を左右に振っている。
獣医という単語を恐いものだと認識しているようで、いつもこの調子だ。





シベリアン・ハスキーは飼いやすいが、わりと繊細なのだろう。
気は優しくて力持ち・・・・・か。まさにその典型かな?

けれど、目先のオモチャに目がないのはペット共通だろう。



Screenshot-39_20140328235610211.jpg
現実逃避している、犬ばかの手記のようになっているが、彫刻の納期は忘れたわけではない。
けっして、ないぞ!




学生のような言い訳を並べ立てているが、私はやれば出来る子というわけではないのだからな。
やらなくて良いならやらないが。

無難にこなして無難に生きていくだけ。
私の人生における目標は、ただそれだけ。
それだけ・・・・・・だった。



テーマ:The Sims3 - ジャンル:ゲーム

  1. 2014/03/29(土) 20:32:31|
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